登り、休憩、チョットしんどい、でも元気です金剛山登山日記

Written by ふるるん

 去る1月8日(土)に阪井氏夫婦と古垣内の三人で南河内の金剛山に耐寒登山を試みました。
当日、南海高野線の千代田駅に9時30分に集合。
集合と申しましても、阪井さんの車に駅で乗せてもらっただけの事ですが、ともかく、三人で金剛山の麓に10時到着。

登り、水場にて、小隊長公ちゃん 当日は、お天気の方は少し曇っていましたが、素人登山には影響なし。
隊長は阪井さん、小隊長は奥さん、私は一隊員として登山を開始。
隊長は元気いっぱいで頂上を目指して黙々と上り始めるが20分あまりで、玉のような汗をかき始め、息つかいも心なしか荒くなる。
途中冷たい湧き水で喉を潤すところが、何箇所もあり、そこで小休憩を何回かとり、写真を撮ったり、タバコを吸ってオゾンを胸いっぱいに吸い込む。夏であれば、さぞかしこの水が美味しいだろうと思われる。
小隊長は自分のことより、隊長の体調に常に気を配り、無事頂上に辿り着けるべく元気づけ、励ましつづける。
最後尾の隊員にも、その気持ちがひしひしと伝わる。
小隊長の努力と隊長の頑張りに、何十年ぶりの登山に挑む隊員も足を引き摺りながらも、後を追う。

氷点下1度で凍ったおにぎりをほうばる、ちょ〜寒い 無事頂上に到着したのは、12時。早速昼食の準備に取り掛かるがマイナス1度でおにぎりもパリパリ。隊長はアッタカイ味噌汁をふるまってくれたが、その味噌汁の美味しいこと。下界のどんな食べ物よりも美味しく感じられる。
大きな雪だるまがあり、粉雪が降りつづける。30分の休憩で出発開始。
手袋をつけながらの食事、めがねも曇るとても寒くてゆっくりしていられぬ。

 途中展望台に立ち寄り、和歌山、奈良、三重、大阪湾を見下ろす。
ロープウエイの下を歩いて1時間、無事駐車場に到着。2時。
時間もまだ早いし、あと二日休み。誰も帰る意思なしで、喫茶店で休憩、夜は焼肉店で打ち上げ、この頃にはすっかり三人とも元気を取り戻し食欲旺盛、まだ物足りなくて、ケーキ店に立ち寄り、甘いケーキをほうばる。

展望台にて、元気復活! 今回の登山は、2月の水尾の登山のための予行演習を兼ねて行ったのですが、正直なところ日頃の不摂生と運動不足を強く感じ皆さんについていけるかどうか、心配になってきました。
阪井隊長も同じ気持ちじゃなかろうかな(?)と思います。
隊長と相談のうえ決めたいと思います。
冬の登山を本当に久しぶりに行いましたが、3日ほど疲れが残り、4日目にもとに戻った次第です。
これからも挑戦してもっと体力と自信を取り戻したく思います。

下山途中、親子みたいな小隊長と隊員 

 
     

motomu60@tf6.so-net.ne.jp Motomu Furugaito

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