京都念仏寺で

 
 

心の糧 7ヶ条

一 此の世の中で一番 楽しく立派な事は
生涯を貫く仕事を持つ事である
一 此の世の中で一番さみしい事は
自分のする仕事のないことである
一 此の世の中で一番尊い事は
人の為に奉仕して決して恩に着せない事である
一 此の世の中で一番みにくい事は
他人の生活をうらやむ事である
一 此の世の中で一番みじめな事は
教養のない事である
一 此の世の中で一番恥であり悲しい事は
うそをつく事である
一 此の世の中で一番素晴らしい事は
常に感謝の念を忘れず報恩の道を歩む事である

 
 

人生五訓

あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
おこたるな

 
 

長寿十訓

少肉多菜   肉よりサラダが主役 
少塩多酢   食塩を減らして酢を多く
少糖多菓   菓子よりも果物を
少食多噛   腹八分でよく噛む
少煩多眠   クヨクヨせずによく眠る
少怒多笑   大きく高くいつも笑顔で
少言多行   ブツブツ言わずに自分で実行
少欲多施   自分のことより他人の為に
少衣多陽   太陽を浴びて薄着
少車多歩   乗るより歩け

 
 

幸福の道

家内仲良く   ゆずりあい
先祖に感謝   親をたいせつに
空気に感謝   社会に報恩
身体を大事に   仕事に熱心
人には親切   わが身は努力
よく働いて   施しをする
不平不満や   愚痴言わず
人を恨まず   羨まず
口をひかえて   腹立てず
親切正直   成功のもと

此の通りに実行すれば必ず幸福になり子孫もよくなります

 
 

お焼香

 本来、お焼香というものは、仏前の香炉に香を薫じ、礼拝供養するのが本当の意味であります。
お焼香には、1回、2回、3回するのがあります。

1回するのは、一心不乱に、霊を念じ香を薫じる。
2回するのは、戒香(心身を清める)。定香(心身が清浄となる)
3回するのは、三毒の煩悩(むさぼり。いかり。おろかさ)を焼き捨てる事などの意味です。

精霊への供養の場合は、一回が本儀に思われます。

 次に作法(動作)のことですが、お焼香するには、まづ右手の親指と人差し指で香をつまみ、そのままこれを仰向けて左のたなごころで受け、うやうやしく頂き、おもむろに薫じます。

 

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